【投資初心者】廃止決定のジュニアNISAをつくった理由

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おかねのこと

売却益を非課税で運用できるNISA口座。
遅ればせながら、この2022年に開設した話をしました。

ジュニアNISAもあるっていうんだから、これは作るしかない!

ジュニアNISAって?

未成年のための非課税投資口座

ジュニアNISAは、未成年でも非課税で投資できる制度
運用期間中の売却益や配当金は非課税になります。

ジュニアNISA口座とは
  • 日本在住の0歳~19歳までが対象
  • こどもの教育費等の準備や資産形成が目的
  • 毎年80万円×5年(最大400万円)が非課税枠
  • 投資できる期間は2016年~2023年
  • 投資できる商品に制限がある

非課税で運用できる上限額と年数に制限はありますが、投資で得た利益に税金がかからないのは大きなメリット。
投資できる商品も株式やETF(上場投資信託)、投資信託などに限られています。

しかし、この制度はあまり人気がないようです。なぜなら

NISA口座で保有している資産は、18歳になるまで払い出しができない

というかなりガチガチの制約があるから…!

こどもの進学なんてどこでどう方向転換するかわからない。そのための資産形成なのに、18歳まで自由に払い出しができないって、けっこうな拘束。

ただ、絶対というわけではなく、途中で換金も可能です。だけど、

解約すれば、過去に遡って課税されてしまう。

え?えええええええええええ!!!

ジュニアNISAのデメリット
  • 資金が必要なときに解約できない
  • 今の利益で売っておきたい!ができない
  • 18歳まで待ったとしても暴落で損が出る可能性もある
  • 途中解約すると、過去に遡って課税される
  • 投資できる商品に制限がある

これは、メリットがあるのかないのか?混乱しますよね。

だから人気がなかったのかわかりませんが、開設が思うように伸びず、政府はジュニアNISAの廃止を決定しました。

廃止されるのに口座をつくる理由

ジュニアNISAは2023年での廃止が決定となりました。
投資初心者のスロースターター(わたし)が動き始め、NISA制度にたどり着いたときにはもちろん、廃止決定後。

しかも、2023年で終わるって。
もう今、すでに2022年やし。
やる意味、あるん?
・・・
\いや、だから今でしょ!/

2023年に廃止されることにより、2024年以降の払い出し制限が解除されたのです。

資金が急に必要になったときも自由に払い出しができ、投資で得た利益も非課税。
そして、過去に遡って課税されることもない
(※2024年以降の払い出しに限ります。廃止前は制限は稼働中。)
(※課税非対称は全部解約のみで、一部金額のみの解約はできません。)

もちろん、解約せずにジュニアNISA口座に資産を保有したままでもOK。成人するまでは非課税で運用ができるらしい。

わが家はこどもが現在8歳。2023年いっぱいまで積み立てた合計が150万円になっていたとして、それをさらに8年間利回り4%で寝かすと200万円になる。
その利益は約50万円。
その20%、約10万円の節税ができるということ。

22歳までの12年運用すれば240万円、さらに15年まで温めたとしたら、270万円。
元本150万円ですよ。非課税緩和は大きなメリット。

未成年から成人になったら?

未成年口座で運用した資産を、成人すれば一般NISAに移行して続けて運用し続けることもできます。

証券口座の成人年齢

2022年4月に成人年齢が18歳に引き下げ。
このことにより、証券口座も親の同意なしで18歳で開設できるようになった。
未成年口座を持っている場合、18歳で成年口座に切り替えとなるようだ。
(参考:楽天証券の対応について

18歳20歳の時点ですでに10年の運用歴になりますし、それだけ長期間にわたって投資ができる土台を形成しておくのは親が残せる資産として大きい。

授業で投資を学ぶ時代が来る

そしてもうひとつ、見逃せない社会の変化。

2022年から、高校の授業で金融や投資についての授業がスタートします。

投資を学校で学ぶ時代!親が投資を知らないままで大丈夫?

投資信託など金融商品の基本を学ぶそう。家庭科の授業の中で、投資を含む資産形成について学ぶ時代が来るなんて…驚きですよね!

学校で金融リテラシーを学ぶ意義

数学や英語などのように受験に関わる教科ではないですが、「進学」という一時のことではなく、進学をしてもしなくても進学の先に必要な、「人生」において大切な知識を得る授業こそ重要。

わたしたちの親世代は貯蓄を好む傾向がありましたが、今は低金利時代。
ただ貯金するだけではその額は一向に増えません。
コロナなどの社会状況により収入が不安定になる要素も多いですし、詐欺などの被害も減少する気配はありません。

また、成人年齢が18歳に引き下げられたことで、親の同意なしでローンを組むことも可能になりました。
ネットワークビジネス業界なんかも活発な動きが出てくるのは想像に難くありません。

成人になる前から金融について学び知識を得ることは、資産を増やすことにも減らさないことにもつながり、とても意味がありますよね。

高校でのスタートを皮切りに、今後は中学校小学校とマネー教育は広がっていくことでしょう。

今ですら投資どころか会社を立ち上げている未成年も多いですし、ムスコが高校生になる頃にはあっという間にわたしたち大人のほうが世間遅れになっているのかも…(;・∀・)

こどもが学校で金融を学ぶ時代、親が古い考えのままでどうする?!って話。

投資を学校で学ぶ時代!親が投資を知らないままで大丈夫?

ジュニアNISAを活用する意味

NISAという非課税投資口座だったり、こどもへのマネー教育だったり、政府の年金制度だけを目当てにせず、自分で資産を形成する時代に突入していることがわかります。

学校で金融や投資の授業を受けるときに、

  • すでに自分の投資口座がある
  • 投資をスタートしている
  • 自分の資産を増やす仕組みができている

ことは、その学びの吸収をさらに深くすると思いませんか。

その準備を整えることはわたしたち親の役割です。

まだまだ「投資は危ないもの」という先入観を持っている大人は多いですが、せめて社会の変化を感じることはしておきたい。

「正しい知識を持って資産形成を行う」ことは、こどもたちの世代には当たり前の常識になりそうですね。

ムスコのNISA開設事情はまた別記事で。

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この記事を書いた人

晩婚、晩産、関西人、転勤族、3人暮らし、アラフィフ。
小学生男児の子育て中。

子育てのスタートと共に、おひるねアートやライフオーガナイザー、アロマテラピーなど複数のわらじをはく。

年齢を重ねるごとにより自由になっていることを実感。
子育てが始まっても子がいなくても、更年期が始まっても終わっても、40代50代60代と変化する女性としての生き方を楽しみたい。

2021.12 Matsuyama→Kyoto
2023.3 Kyoto→Osaka

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