アラフィフ転勤族の中古マンション購入+リノベーション。わが家のあれこれを途切れ途切れに書いてきましたが、引越し前後の1ヶ月はパソコンに向かう時間が持てませんでした…
なんせダブル引越しでしたしね!
今日は気持ちをさかのぼって、リノベーションの内容について。
予算内におさえるために、何を手放し何を追加したか?
リノベーション、どれを削ってどれを生かすか?
わたしのリノベーション計画、予算をおさえるために講じた策はいくつかあります。
そんな、増額を想定内にこだわった点のもうひとつ、コンセントの話。
地味に思いがちなスイッチ・コンセント計画
コンセント計画。新築、リフォームには重要な電気設備です。
どこにどれだけのコンセントを配置するか?スイッチは?
コンセントやスイッチは電気配線の下準備が必要なので、悠長に考えている暇はないのですが、床材や建具などほかの建材に比べると、工務店任せになりがちな内容ではないかと思います。
ですが、コンセント計画はめちゃくちゃ大事!
間取りが決まった段階で、部屋の使い方や家具の配置、使う家電の想定を、高い精度でする必要があります。
わたしはリノベーションの初期段階でリノベノートを作り、既存家具の配置をあぁでもない、こうでもないと着せ替えのごとくシミュレーションしていました。
このシミュレーションで、空間をどう使うか?誰が使うか?何をするか?が徐々に明確になり、家具の配置もイメージすることでコンセントの位置や数の検討ができました。
もともとのコンセントやスイッチの位置を変えられるのか、増やせるのか、それにはどれだけお金がかかるのか?
リフォーム業者との打ち合わせにも重要なポイントになります。
わが家のリノベでいえば、
- テレビコンセントの位置変更
- キッチンのコンセントを増設
- キッチンの壁を取り払うことに伴うスイッチやインターホンの位置検討
と、床材や壁紙を選ぶことに比べると地味に思える電気計画ですが、重要度は高かったです。
コンセントもインテリア
パナソニックのコスモかアドバンスか
壁紙や床材選びに時間がかかり、コンセント検討には出遅れたわたしですが、リノベーション工事が始まった段階でコンセントの標準仕様を担当者マツさんに聞きました。
パナソニックのコスモシリーズが標準だとの回答でしたが、同じパナソニックのアドバンスシリーズがいいかも?と目星をつけたわたし。
コスモシリーズとアドバンスシリーズの違いはざっくりあげると
わが家も一部コスモなので、コンセントの写真を比較するとこんな感じ。
コスモの厚さは、アドバンスの倍ほどあります。
薄型でマットな質感のアドバンスは、シンプルかつスタイリッシュ。
しかも、グレーやブラックの色展開があり、空間を引き締める効果もありそう!
もしアドバンスに変更した場合、どのくらい増額するのか?を聞いたところ、なんと、わずか400円だというのです!
\ えっ!!よ、よんひゃくえん!? /
コンセントとスイッチの数を数え、×400円で計算してみたら…たった1万2千円!
迷わずアドバンスやろーー!!!
スタイリッシュを望めば、他にもジンボのコンセントスイッチも人気ですね。
コンセントスイッチもインテリアのひとつ
コンセントを具体的に考え始めたのは、クロス沼にハマっていた時期。
「アクセントクロスはちょっといいものを」という固定概念に疑いを持ち始めた時期です。
クロスにお金かけるよりさぁ、
コンセントをグレードアップさせたほうがよくね?
と気づいたわたし。
そうやん、そうやん、壁紙は量産クロス、コンセントはアドバンスやな!
コンセントも立派なインテリア。
グレーやブラックを選ぶことで空間のポイントにもなるし、クロスの柄に悩むより、コンセントにお金かけよう~!と一気にテンションが上がったのでした。
色選びは難航
アドバンスシリーズにすることは決まったものの、色選びはスムーズとはいきません。
グレーに傾きつつも、リビングや洗面所の壁紙は白や淡いグレー。そこに濃グレーのコンセントは悪目立ちするかな?と、インスタで検索しては徘徊した記憶があります。
照明カバー色との兼ね合いもありますし、コンセントは頻繁に取り換える建材ではないので、さすがのわたしも即決とはいきませんでした。
さんざん悩みましたが、最終結論は
- リビング、こども部屋、洗面所、廊下:マットグレー
- リビング隣洋室:マットベージュ
- トイレ:マットホワイト
- 夫部屋はそもそもこだわらないとのことでコスモシリーズ(笑)
わが家のコンセント実例写真
リビング隣の洋室:マットベージュ
ベージュのコンセントは野暮ったいかなぁ?とドキドキしましたが、結果、めちゃくちゃ好きー!!
エアコンスリーブやpid4mはホワイトだけど、エアコンスイッチのひっそりした存在感が絶妙です。
壁紙はサンゲツのSP2836ベージュ。
出窓カウンターもホワイトだし、コンセントも白で統一するか悩みましたが、ベージュにして本当によかった!
めちゃくちゃ馴染んでるし、シックでもありレトロでもあり、ほんとに大満足。
LDK:マットグレー
マットグレーもかなりいい味を出してます。
LDKは淡グレークロス×天井はホワイトクロス。ここにグレーのコンセントスイッチはクールでかっこいい。
キッチンもマットグレー。
ホワイトクロスにもグレークロスにも、グレーのカバーはめちゃくちゃ合っています。
ただ、一部はコスモ×ホワイトのコンセントでして…
見えないだろう位置は、節約!冷蔵庫のコンセントは迷いなく標準。
うん、全く見えてないですよね(笑)
玄関・廊下:マットグレー
廊下クロスはSP2834のモヤモヤベージュ。ドアはラシッサSのクリエアイボリー。
そこにマットグレーで印象を締めました。
グレーはしつこくなるかな?とかなり悩みましたが、控えめに言って大満足です。
洗面脱衣室マットグレー
洗面所はホワイトクロス(SP2839)、ここもグレーコンセントがアクセントになりスタイリッシュ。
照明やタオルバーもマットなグレーで揃えました。それぞれ色味は違うものの、統一感があります。
洗濯機水栓が温冷水栓だったり、既存のガラス扉収納などもレトロ感がある空間ですが、こて塗り系のホワイトクロスとグレーのフロアタイルとも相性はバッチリ。
コンセント計画は重要!
コンセントスイッチそのものをこだわるかどうかは別として、コンセント計画の重要度がわかっていただけましたでしょうか?
プランが決まったら、できれば早い段階での検討をおすすめします。
そのうえで、コンセントカバーやスイッチカバーそのものもインテリアとして空間の決め手になるということに気づいていただけたら嬉しいです。
あ、ひとつ後悔していることがあります。それは、ほたるスイッチにしなかったこと。
玄関外の外灯が一晩中ついていたことがありました…玄関のスイッチ、どれがどれだかまだ慣れてないから、あれこれ押してしまいます(;´Д`)
これがほたるスイッチだと、消し忘れにつながる。
ほたるスイッチ、ネーム入りなどスイッチ計画ももう少し慎重にすればよかったかなぁと、すこーしだけ後悔。
今まで外灯のある家に住んだことなかったしね
(^_^;)
とはいえ、これもリーズナブルに付け替えはできると聞いているので、そのうち替えてもらおうかな。
毎晩寝るときにイチイチ玄関ドアを開けて確認する手間を考えたら、安いものです!
ということで、わが家のコンセント計画でした。
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