アラフィフながら小学生ひとりっ子の子育てをしているわが家。息子は小学4年生にして、なんと3校めの小学校。さすが転勤族(笑)
小学校低学年のうちは必要性を感じなかったこどもとの連絡手段。中学年になると途端に行動範囲が広がったので、遅ればせながらキッズケータイを持つべきかどうか?を検討し始めました。
小学校中学年になると行動範囲が広がる!
小学1‐2年生のころは児童クラブに所属していましたし、京都に住まいを移した小学3年生ではわたしも積極的な仕事をしていなかったため、こどもに何かしらの連絡手段を持たせるほどのことはありませんでした。
とはいえ、小学校中学年になり自転車も乗りこなすようになり、一気に行動範囲が広がったのは事実。
留守番しているはずが、家にいない。公園に遊びに行ったけれど、何時間も帰ってこない。
親が把握していない友達と遊ぶことも増え、今どこにいるかを正確に把握するのは難しくなりました。
近辺で変な事件を耳にすることはなかったし、振り返れば自分のこども時代も同じだったはずなのに、なぜか心がザワザワ…
親になるとこんなに心配をするものなの?わたしも小学4年生にもなれば自転車で隣町や駅前の商店街に行き、ファンシーグッズを買ったりしてたじゃないの。
そう自分を説得するものの、こどもが遊びに行くたびに心が落ち着かないのはわたしにとっても不健康。息子にとっても「こんな時間までどこに行ってたん?!」なんて、帰宅早々細かく聞かれるのも鬱陶しい。ただ、友達とサッカーしていただけなのにね。
お互いの心の健康のために(笑)、そろそろキッズケータイが必要かも?と考え始めたのが小学3年生の後半です。
キッズケータイかGPSか、わたしたちに必要なのは?
キッズケータイって必要?
最初は「当然キッズケータイでしょ」と思っていました。
ただ、わたしは楽天モバイル、夫はahamo。この状況でキッズケータイは機能できるのか?を調べる必要がありました。
当時最寄りのahamo店舗では機種1円のキャンペーン中で、キッズケータイを単独契約することもできると知り、ahamoで決めるか!と半ば決めかけたものの…
夫がahamoでも、わたしは楽天。肝心の母親はGPSサービスを使えない?!
そこで、わたしたちはキッズケータイに何を求めているのか?を改めて考えました。
必要なのは「居場所を知ること」だと目的がハッキリしました。
となると、キッズケータイでなくてもいい。もし持ったとしてもあまり活用しない光景が思い浮かびましたし、すでに息子は4年生。5年生6年生になるとキッズケータイでは物足りないだろうことも容易に想像できました。
小学校高学年、中学生前後になればきっとスマホが必要になる。それならば、今さらキッズケータイを短期間持たせるのはコスパが悪いという結論に。
GPSでも不安は払拭できる?
絶対条件は「居場所を知ること」。目的地に着いたのか、帰宅したのか。そこで、GPS機能だけでもわが家の課題は解決できるのでは?と検討内容を変更。
「GPS×小学生」などで検索すれば、たくさんヒットして様々な商品があることを知ります。ありすぎて迷いましたが、わたしの条件は
たいていの商品はキャリアの縛りはなく、複数人で見守れるタイプ。過去履歴を残せる期間は多少違うようです。
1ヶ月も前にさかのぼる必要はないけれど、何日か経ってから「あのときってどういうことだったの?」と振り返りたくなることもあるのでは?と思ったので、数日程度の履歴を確認できるもので検討。
また、相互連絡が可能なものがいい。
双方向の連絡手段として使いたい
わたしが小学生のころはGPSどころかスマホも携帯もなかったし、野放しで遊んではいたけれど、家電話というものが各家庭に必ずありました。
今は固定電話を持たない家庭も多いし、わが家にも固定電話はありません。
パートとはいえ、わたしも電車に乗って通勤30分の場所に勤めているわけだし、交通トラブルで帰れなくなったり、天災や事故に遭う可能性はゼロではありません。
同様に、先に帰宅したこどもが何かしらのトラブルを抱えることだってあり得ます。マンション内や室内でも転倒してケガをしたり、電気やガス、水道で慌てふためく何かが起こる可能性だってあります。
そんないざというとき、お互いの状況を連絡しあう手段がまったくないのは明らかに危機管理が薄すぎる!
やっぱり相互連絡は絶対だね。
ということで、わが家の条件「GPS×トーク」が可能ないくつかの商品のなかで、わたしが選んだのはBoTという商品でした。
BoTトークとは
BoTトークに決めた理由
正直、同じような商品はいくつかあり、料金体系も似たようなもの。それらの比較はいろんなブログでたくさん紹介されているし、わたしは比較する余裕がないので割愛させていただきます(笑)
そんな複数商品のなか、BoTトークの決定的な決め手!というのはありません(ないんかい!)。
が、見た目が好みだったかな?くすみカラーのグレーはどんな服装にもなじむし、「GPS持ってますよ!」と主張しすぎない感じかなと思ったので。
と、購入当時はキャンペーンで本体価格が割引されていたことかな?
(と思ったら、今も安くなっているようです。永遠にキャンペーン中かしら?)
わたしたち夫婦はキャリアが異なりますが、もちろんそれは関係ないですし、夫婦ふたりで見守りをしています。
また、自宅を学習したり(1ヶ月くらいかかったかなー!)、習い事先を通知エリアに設定することができるので、そのエリアに入ったり出たりすると、「●●が自宅を出発しました!」「●●がプログラボにつきました!」など、びっくりマーク付きでちゃんと教えてくれます。
トークの送受信
親はスマホアプリからこどもの位置情報を確認したり、トークを送ったり聞いたりできます。
こどもは真ん中のボタンを長押しすることでトークを録音し送信することができます。
ランプが点滅しているとトークが送られてきたという通知。真ん中のボタンを押すと、メッセージを聞くことができます(慣れるまではやや手こずりました…)。
電車や教室などにいる可能性もあるので、音での通知はオフが基本のようですが、親がトークを送る際に通知音をありにするかなしにするかを決めることができるようになっています。
機械の不具合は交換もしてくれる!
使い始めて1週間ほどで、雑音でトークが鮮明に聞こえなかったり、ぐるぐると点滅が終わらずに送信ができないトラブルが続き、サポートセンターに電話しました。
なんせ家電のように手厚い取説はありませんし(これはデメリット)、サイトのFAQもどれに該当するかわからず、でもこどもは習い事に行く時間だし…と慌てたことがありました。
その場でなんとなくは解決できましたが、機械の不具合かもしれないと承諾をいただいていたので、その後交換申請をし、新しい機械を送ってもらいました。それ以降は特に問題なく使用できています。
一定の条件はありますが、不具合と認められれば機械の交換も無料でしてくれるのは安心ですね。
わが家のBoTトークの使い方
おかえり!とただいま!はBoTトークで
わたしが仕事の日はダイニングテーブルにBoTを置いてから出勤しています。メモやお菓子も一緒に。
すると、こどもは帰宅後に「ただいま!」とメッセージを送ってきます(ほんとに毎回3秒の淡泊トークですけどね)。
わたしは会社を出たら、最寄り駅まで歩きながら「今会社出ましたー」と送っています。こどもがメッセージを聞いたら「既読」となり、確認したことがわかるようになっています(こども側は親が聞いたかどうかはわからないなぁ)。
BoTトークの収納方法
友達と遊びに行くときや習い事の際は、ここからパッと手に取り首に下げて出かけています。外出の際に使うものだけど、在宅の息子と外出先のわたしがやりとりする場面もあるので、LDK⇔廊下のこちらのコーナーがベストな収納場所。
ショッピングモールやテーマパークでも使える!
あと、意外に使えると思ったのがお出かけ時。大型ショッピングモールやテーマパーク、スポーツ観戦などに行くときは、親同伴でもBoTトークを携帯します。
こどもは本屋にいたいけど、わたしは今のうちに食料品を買っておきたい。
わたしは着席のまま、こどもだけがトイレに行ってもらう。
大混雑のテーマパークで万が一はぐれたときもトークを送りあえばすぐに落ち合える。
など、同伴での外出時にも連絡手段があることは大きな安心材料となっています。
わが家は夫が単身赴任中で離れて暮らしていますが、コミュニケーションツールとしても一役買っています。こどもが自宅を出発したとBoTアプリから通知が入ると、広島にいるお父さんから「行ってらっしゃい」とメッセージも入るのだから。
とはいえ、いつまで使えるか?というと疑問はあります。5年生にもなればBoTでは事足りない気は大いにしていますし、いやいや、この夏休みでさえどうなのか?と内心やきもき。
なんせわたしも週3は出勤。春休みはBoTでなんとか乗り越えましたが、夏休みは1ヶ月もあります!
スマホにいつか乗り換えなければいけないだろうことを念頭に、機種代キャンペーンなど格安スマホの動向を気にしておかねばなと思っています。
ということで、わが家の小学4年生のGPS事情でした。
数あるGPSのなかでBoTトークを検討している方に少しでも参考になれば幸いです。
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