月10ドラマ『魔法のリノベ』、通称・まほりのを毎週楽しみにしているわたし。
最初はライフオーガナイズがどう絡んでくるのか?と注目していたのですが(一応、ライフオーガナイザーです)
マイホーム計画に参考になるかも?!新・月10ドラマ『魔法のリノベ』
今は古巣のCADがどう活躍するのか?のほうが楽しみになっています(笑)
そうなんです、わたくし、ドラマで使われているアーキトレンドという建築専用CADを開発販売する福井コンピュータに15年勤めていました!
『魔法のリノベ』効果?!ドラマで採用されたCADメーカーの特別サイト発見
いやいや、ていうか、普通にドラマのストーリーやリノベーションの展開が楽しみで観ています♪
気にする?気にしない?家相問題
2021年の夏まで2年弱、設計事務所に勤めていました。アーキトレンドのインストラクターからユーザーに転向し、フリーダイヤルに電話して使い方を聞いたりするのが新鮮だったなー!(笑)
家相を気にすると間取りにかなり制限が出る
2年弱でわたしが関わった新規のお客様はわずかですが、家相を真剣に気にしている方はいなかったかなという印象があります。
わたしは設計を担当していたわけでもないし、家相や風水について詳しく学んだことはありません。が、戸建てを新築する際に家相を気にするとなると、間取りの自由度はかなり狭まることはわかります。
家を建てるときは、土地あっての建物。
間取りだけの問題では済みません。
・土地面積にどれだけの建物が設計できるか?
(用途地域によって制限は異なります)
・車は何台停めるのか?
・隣家との兼ね合いは?
・地面内に上水下水の進路をどう埋めるのか?
(雨水桝や汚水桝から集水して道路内の下水道に放流します)
の、基本的なプランニングに間取りにも家相をバリバリ取り入れるとなると大変だわ~。。
間取りの家相はクリアしても、土地全体の方角を見たときに、汚水桝が凶方位に入っていることだってあり得ます。そこまでは気にしないのかもしれないけれど…
とにかく、建物内部だけでなく、土地全体をもってマイホームということ。
設計図に家相を取り入れるのは難しくはない
設計図に家相を取り入れるのはそう難しくありません。まぁ、方位図を当てはめるだけですからね。
前設計事務所の所長も、たまに手づくりの家相方位をあてはめてプランニングしてました。
面倒くさいところもある変わった所長だったけど、「お客様のために」頭を抱えながら設計する姿は尊敬できたなぁ。
そうそう、アーキトレンドにも家相シミュレーションという機能があります。平面図にて標準で使える機能だったはず…
わたしも設計事務所では使ったことがなく確実にYESとは言い難いのですが、インストラクターのころはあったから、きっと今もある(笑)
アーキトレンドの機能にはユーザーの声や要望をかなえたものも多い。ということは、家相を気にする施主様がそれだけ多いということなのでしょう。
家づくりに何を優先するか?
家相をクリアできるのはベストだけど。それより大事なこともきっとあるはず。
そこで生活をする、暮らしを続けていくわけだから、動線や使い勝手はめちゃくちゃ大事。
片づけにおいて、動線や空間のとり方はかなり重要です。
そして、家づくりのプランニング時は「現在」にフォーカスしがち。
だけど、家族の成長や構成の変化(進学や単身赴任で出ていったり、また帰ってきたり、親を介護したり、看取ったり、家族の人数は変化する)を想像しながら、柔軟性のある間取りにもしたい。
あれもこれもクリアしようと欲すると、無理がくることは誰でもわかりますね!
『まほりの』で思い出す、設計事務所での2年間
ライフオーガナイザー目線で楽しむかと思っていた『まほりの』だけど、いやいや完全に元建築に絡んだおばさん目線で観ています。1年前までいや設計事務所を思い出す。
複数のお客様対応が進行している時期は、所長の手描きプランをCAD図面に起こしていくのも週3のパートではかなり大変な作業量でした。
最初はちぐはぐだった所長とのやりとりがどんどん阿吽の呼吸となり、所長の描いたプランを具体的に入力していくことで建築や設計の学びを深めた部分がたくさんあります。
家相に限らず、
動線のとり方、
土地の活かし方、
目線の抜け感、
空間のとり方、
元インストラクターでナンチャッテ二級建築士のわたしは、CADは使えても建築のケの字もわかっていなかったんだと改めて気づいた2年間。
まるふく工務店のスタッフを見ていると、そんな設計事務所時代を思い出します。
設計事務所でありながら、施工から引き渡しまで行う建築会社でもあったので、大工さんも出入りしていたし、ほんと懐かしい!
わが家のマイホーム探しの進捗
わが家も、目下マイホーム探し頑張ってます。
ふわっと始まったマイホーム探し。
最初は夫婦間での温度差も大きかったー!
「そうはいってもすぐではないやろしなー」と、オットの温度感は相当低かったですわよ。
でも、とりあえず近くの物件から隣接市へと移りながら、いくつも物件を見に行きました。いくつも足を運ぶことで、自分たちがマイホームに求める条件が見えてきました。
物件の価値や魅力は図面では判断できません。
間取り図や値段、管理費、管理会社などはわかりますが、現地に足を運ばないとわからないことがあります。
それは、景観。ベランダからの眺望を実際に眺めることで感じることがあります。
そして、肌感。玄関とベランダの開口部を開けた際の風の抜け方。
さらに、音感。近くの会社や工場から聞こえる音。たとえ小さくても日中ずっとだとして耐えられるか?
また、エレベーターホールや外廊下を歩くことで管理具合もわかります。管理費のわりに汚いエレベーターだったりすると、マイナスポイント。
あとは、中学校区。小3男児はあと3年小学校生活がありますが、その先を見据えて、中学校区を調べます。ネット上での評判がすべてではないけれど、やんちゃな過去がある校区は避けたい。
そんなこんなで、物件そのもの、立地、行政、など複数の要素が絡みますから、物件探しはなかなかの体力を要しますね(;´Д`)
が、そんなわが家にも、住みたい市と、いいなと思えるマンションが出てきたんです~!
出てきた段階で何も進んでいませんが。。
キャンプでの小梅とSUMIREさん演じる山友達(名前がわからなかったけど!春川ミコト役だそうです)のやりとりもなかなか好き。どうでもいいような話に聞こえるけど、けっこう深い話をしていますよね。
さー、第4話も楽しみだ!
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