50代も目の前。新しい10年の根っこを考える。それは主に働き方。

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わたしの日々

先日、松山から友達が遊びにやってきた話をしたのだけど、ここ最近は“自分のこれから”を考えるのが日課。

再会前に読んだ彼女のブログに心が一瞬ざわついたから?

いや、それもゼロではないけれど、それだけかというと違って、最近旧友と再会して色々感じたことや(楽しみにしていたはずなのに、めちゃくちゃ疲れたのです…)、そもそも単身赴任生活が始まり生活に変化があったこと、家を購入して今後の住まいが確定したこと(転勤族にとってこのことは大きい!)など、“これから”に向き合うための要因は複数ある

そして何より、わたしは今年50歳。
友達はひと足先にその50歳ラインを超えた。わたしも半年後には50代に突入する。

20代も30代も40代もそれぞれ充実した10年だった

新卒で入った会社を5ヶ月で辞め、22歳から24歳の2年間で2度転職し、20代ですでに3つの会社を経験(在職中の転職活動なのでブランクはゼロ)。3社目に入社した途端に即転勤となり、広島でひとり暮らしがスタート。

たった3年しか住んでいないけれど、なんたって花の(言い方が古い)24歳から27歳。専門知識を伴う仕事は大変だったし、泣きたいこと逃げ出したいことは山ほどあった。だけど、先輩や同期たちに恵まれ、お客様にも助けられ愛され、私生活での交友関係も広がり続けた。
20代という10年間のうちのたった3年なのに、わたしにとっての20代はこの3年が真っ先に頭に浮かぶ。

20代半ばにどこで誰と何をして過ごすか?経験の幅をどれだけ持てるか?はその後の人生にも大きく影響する。広島での生活がその後のわたしの根っこのひとつとなっているのは事実。

30代は葛藤の10年。恋愛相談しあっていた独身友達も30代半ばになればひとりふたりと結婚し、仕事こそ辞めなくともたいていは子育てに入っていった。一方、わたしは空回りの恋愛続き。
それでも会社内での立ち位置が変化し始め、交流も責任も学びも増え、資格も習得し、充実の日々。
仕事に生きるのか?結婚を望むのか?公私のバランスに浮き沈む葛藤の30代だった。

その30代の最後にようやく生涯の伴侶と契りを交わし(だから言い方が古い)、松山へ引っ越した。幸せなことにすぐに子を授かり40代突入と共に子育てが始まる。

子連れで働き、お客様と子育てを共有した日々

40代は子育てと共に。頼れる家族も友達もいない地方都市で「こどもと共に働く」道を探り、おひるねアート、ライフオーガナイズ、アロマテラピーなどの活動を通して地域のママたちとたくさんの交流が持てた。
こどもが小学生になるのを機に7年ぶりの就労、建築設計事務所で働き始めた。出産後の6年間は「個人で働く」スタイルだったわたしに、パートタイマーとはいえ「チームで働く」感覚を思い出させてくれたし、学びの連続だった。

そんなこんなで40代は子育てという縛りのなかでも縛られない働き方を選び、いくつもの顔を同時に持つパラレルワークの年代。

だからなんだよね。

わかってるんです。働き方に対して悶々としているその理由。

何者かになりたいの?

勤続15年の会社を辞め、17年の社会人生活を終え、地方都市に移り住み、40代は新しいフェーズがスタート。
頼る友達も家族もいない核家族での子育て、否応なしに選んだ道ではあったけれど、身寄りのいない地方都市だからこそ選べた、“子連れで働く”、“フリーランスで働く”という道

おひるねアートを松山に広め、多くのママたちに慕われ、お客さんと講師という枠を飛び越えて子育てを共有した7年間。ライフオーガナイズやアロマテラピーも自宅でのオリジナル講座は好評だった。

そんな充実しかなかった40代を8年過ごしてきたからこそ、40代最後の今を比べてしまうのだと思う。

過去8年は発信ありきでの働き方。わたしという個人が商品でもあった。
京都に引っ越してからはしばしゆっくり…と休息してたら、しばしどころかガッツリ1年半も経ってしまった。まぁ、ESSEの記事を書いたり、CADで建築図面を描いたり、ちゃんと仕事はしてるんだけどね。

ただのパートでいいの?
組織のなかのイチおばちゃんでいいの?

それとも
何かを誰かに強く広めたいの?
今までみたいに何者かになりたいの?

どっちなんだい!!!

ひとりでなかやまきんに君状態。
0か100かでもないし、YESでもNOでもなくて、クリアに見えるのは50歳になってからもまだ考え続けているかもなぁ。

わたしにとって”働く”は自己形成なんだ

と、書いている文章でも如実に表れているのだけど、新しい10年を考えるときも、20代30代40代を振り返るときも、なぜかその主軸は『どう働くか?』に尽きる。

そうか、わたしは働きたいんだな。

そう認めざるを得ない。
“働く”ことは、わたしを形づくる欠かせない要素なんだと思う。

とはいえ、フルタイムは嫌だし、平日の休みも欲しいし、こどもが熱を出したり行事ごとやらで柔軟性も欲しいっていう、どんだけ贅沢やねんって話です。

そんな職場をindeedを徘徊して探そうとも、けっきょくはなかなかないわけです。そりゃそうだわ。年齢も年齢だし、応募したところでどうなのか?だよね。

ほどほどに自分の時間が持てて、
やりたいことができて、
自分の技術を生かせて、
時間は16時くらいまでで、
仲良くなりたい仲間や目指したいメンターもいて、
ほどほどにも稼ぎたい。

そんなとこあるんかーい!って感じです(笑)いまの職場は5番目がありません(笑)

職場の雰囲気がめちゃくちゃ悪いわけでもないものの、それってどうなの?と感じている大きな欠陥がある。プライベートなことを話したり、なんならプライベートでも仲良くしたい人は皆無。
それどころか、こんな人になりたいなというメンター的存在も皆無。

こんな条件を並べるわたしはつくづく贅沢だと思われそうだけど、条件は大事。譲れないかどうかは置いといて、理想の条件は並べてもいい。

どんな50代にしたいのか?自問は続く

もうわたしは40代前半ではなく、もうすぐ50代。

20代も楽しかったけど、30代はもっと楽しかった。
30代も楽しかったけど、40代はもっともっと楽しかった。

前の10年よりもさらに充実した10年を更新しながら40代最後の年になった。
その40代をさらに上回るほどの50代をわたしはどんなふうに過ごせるのだろうか?

どんな働き方なら満足でいられるのか?

どんな業務なら自己成長が遂げられて、どんな職場なら豊かなコミュニケーションが望めて、どんな給料なら満足できて、どんな働き方ならわたしはわたしらしくいられるのだろう?

もちろん、仕事だけでなく、家族との関係や、趣味の持ち方、友達との交友関係においても自分らしさは得られるはずだけど、わたしはきっと社会のなかで他者とかかわりながら働くことが好きなのかもしれないな。今更の気づき(笑)

キーワードは、自己容認、自己成長、自己探求、自己形成、自己承認、自己成長

まだまだ模索は続きそうです。

京都で伸び悩みだったモンステラに新芽が出てたー!

とはいえ、とはいえ。
働き方も大事だけど、そればっかりでもないからね。

人との関わり方、社会との関わり方、家族の在り方、気持ちの整え方、年齢との付き合い方。
いろんな要素のちょうどいい折り合い点が見つかるといいな、きっとそのうち見つかるんだろうなと思っています。

自分に興味を持つことは大事。
考える習慣も大事。
悶々と悩んではいるけれど、50代が楽しみであることもまた真実。

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この記事を書いた人

晩婚、晩産、関西人、転勤族、3人暮らし、アラフィフ。
小学生男児の子育て中。

子育てのスタートと共に、おひるねアートやライフオーガナイザー、アロマテラピーなど複数のわらじをはく。

年齢を重ねるごとにより自由になっていることを実感。
子育てが始まっても子がいなくても、更年期が始まっても終わっても、40代50代60代と変化する女性としての生き方を楽しみたい。

2021.12 Matsuyama→Kyoto
2023.3 Kyoto→Osaka

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